【野球のルールは難しい】2024年5月1日配信
2024.05.01
えっ、夏!?
昨日の最高気温28℃ 肌寒いなぁと思っていた数週間前からは考えられないような暑さです。 そんな日曜日、子どもたちはグラウンドで白球を追いかけていますが、親も球拾いやバッティングピッチャー、審判などで体力を使います。 子どもたちと一緒に走ったり声を出したりしながら、夏に向けて身体を作っていっています。 これまで野球しかやってこなかった私ですが、ルールをすべて理解しているかというと実はそうではない。
審判をしていると、「これどうだったっけ?」と思うことが多々あります。 最近は審判目線でプレーを見るようになりました。 【フェアかファールか】
こんなの簡単でしょ! って思われるかもしれませんが、審判をしていると意外と気を遣います。。。 特にレフト線、ライト線付近に落ちるボールは長打になりやすいので、特に細かく見ないといけません。 ホームベースから一塁ベース三塁ベースに沿ったラインの外側がファールゾーン。
ファールゾーンにラインを越えて地面に触れるか捕球した時点でファールになります。 体はフェアゾーンにあるがファールゾーン上空で捕球したときはフェアorファール?
→(答え)ファール。捕球したときのボールの場所で判断される。 この逆で、体はファールゾーンにあるがフェアゾーン上空で捕球したときはフェアになります。 三塁ベース上空を通過して外野ファールゾーンに1バウンド目で着地した打球はフェアorファール?
→(答え)ファール。1バウンド目の着地がベースよりも本塁ベース側であればフェア |
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1バウンド目の着地はファールゾーンだが、ボールの端はライン上空に接している場合、フェアorファール?(サッカーで「三苫の1ミリ」と同じ状況)
→(答え)フェア。 |
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【振り逃げ】
テレビでよく見るのは、2ストライクのときにピッチャーが投げた球を振って、キャッチャーが後ろに逸らして出塁するシーンかなと思います。 ルール上は後ろに逸らす必要はなく、キャッチャーが球を捕球できなかったときに振り逃げが成立するので、バッターはそれを見て一塁に走っていくことになりますし、キャッチャーはバッターにタッチするか一塁に投げてアウトにします。 では、バッターが振って、キャッチャーがワンバウンドでしっかりと捕球したときはどうでしょう?
キャッチャーがしっかり捕球しているのがミソですね。
→(答え)振り逃げが成立するので、キャッチャーはバッターにタッチすればアウト。 ※ルール上はノーバウンド捕球しているときには振り逃げが成立しません。 では、バッターが投球を見送ってストライクだったが、キャッチャーが捕球できず地面に球が落ちたときはどうでしょう?
「振り逃げ」ですがバッターが「振っていない」のがミソですね。 →(答え)振り逃げが成立する。 ※ルール上は、スイングすることは条件ではなく、3ストライク目に落球もしくは球が地面に落ちたときに振り逃げが成立します。 福島の審判備忘録のようなメルマガになってしまいました。
まだまだ野球のルールは奥が深い。 プロ野球を見るときも、少しこういうルールを知ったうえで観戦すると、楽しみが増えますよ。 ぜひとも福岡ソフトバンクホークスの応援よろしくお願い致します! (球団の回し者ではなく、単なる野球ファンです) |
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