【地面師たち。。。】2024年9月3日配信
2024.09.03

|
|
司法書士 福島卓
|
|
↑↑↑
写真を変えました。
イケスカナイ、カッコつけた写真から、爽やかさを全面に押し出してます。 「いいね」👍お願いします。(ボタンはないけど笑) 日中はまだまだ暑いですが、朝晩はずいぶん暑さが和らいできましたね
とうとう9月。。。 世間では「秋」 スポーツの秋 食欲の秋 読書の秋 芸術の秋・・・ いろいろな「秋」を理由に、新たなチャレンジをしてみるのもいいかもしれませんね!
さて、最近不動産会社の方からよく聞かれます。
「本人確認のときに運転免許証をライトで照らしたりしないんですね・・・」 Netflix限定のドラマ「地面師たち」を観ている方が多いようですね。
書籍でも出版されていますが、ドラマ化されてからさらに話題性が高まりました。 私もお取引先の社長の勧めで、後学のために観てみました。
普段見ないからNetflixの新規登録(月額990円)からでした・・・・ もともとサスペンスやホラー系の映画は大好きです。
このドラマは我々「司法書士」も登場する数少ない映像作品。 不動産取引の現場は私たちの日常業務なので、このドラマの没入感は人一倍です。 実際に東京で起こった超大手不動産会社が55億円を騙し取られた地面師詐欺事件をモデルに製作されています。
不動産取引の売主は、一般的に言う「権利書」を持参し、所有者を確認します。
登記済権利書や登記識別情報がそれにあたります。 併せて実印と印鑑証明書をもって所有者の所有権という大きな権利を確認するのですが、それ以外にも生年月日や干支、取引の経緯などを聞くことで、その所有権の裏付けをしていくのが実務上のやり方でしょう。 今回のドラマでも「権利書」が出てきたシーンはありません。
実務でもたまにありますが、権利書を紛失されているケースがあります。 その時は、運転免許証等の身分証明書を司法書士が確認して(これは権利書があろうがなかろうが確認しますが)本人であることをより厳重に確認していくことになります。 ドラマの中でも、普段利用しているスーパーやお寺が建立された年なんかも聞かれていました。
それでも、精巧に作られた運転免許証やパスポート、印鑑証明書の偽造を見抜くのは、司法書士といえ難しいものです。
我々の仕事における本人確認の重要性を、改めて感じさせてくれるドラマでした。
不動産は人生で1回か2回、そんなに多くない回数しか接する機会がない方が多いでしょうから、間違いのないお取引を提供できるように、最もフィジカルで最もプリミティブで最もフェティッシュなやり方(作中のセリフなのでよく意味がわかりませんが)で、確実な本人確認を心がけていきたいと思います。 |
関連サービスページ: メルマガ
わたしたちは皆様のお困りごとを解決する
福岡の司法書士事務所です。
ふくおか司法書士法人では、不動産登記、商業登記、債務整理、後見業務などに専門のスタッフを配置し、依頼者のためにふくおか司法書士法人で対応しうる限りの支えになることを心がけております。
また、より高い専門性を生み出すために弁護士、税理士、社会保険労務士等の他士業の先生方とも協力し合いながらワンストップで業務にあたっています。
事務所設立時の「誰かの支えになりたい」「目に映る困っている人の力になりたい」という想いは、今も変わらずわたしたちの強い原動力となっています。
