解決事例Case

【ご相談者】　５０代女性

【借入原因】　教育費・生活費・宝飾品・着物

【手続前】　　１０社　約１０５０万円

【手続後】　　０円

夫婦安定した職業に就き世帯収入が多かった依頼人様。

しかしながら、子供たちの習い事や生活費に収入レベル以上の資金を投下し続けてきました。

その上、義両親のお世話や職場の異動などのストレスからか高額な買い物を繰り返すようになり

とうとう破綻状態となりました。おそらく買い物依存症状態で正常な判断が出来ない状態であったと思われます。

退職金の１３００万円は介護費用や進学費用、そしてカードの支払いに消えてしまいなお、一千万円を超す債務が・・・。

家族に打ち明け司法書士へご相談をする中で、ご自身のそれまでの行動を少しずつ冷静に考えられるようになったと振り返っておられました。

管財事件として進行することとなった本件、当然のことながら、破産管財人弁護士に厳しく財産状況などを調査追及されることとなり、購入した貴金属などは回収されました。

管財人弁護士とのやりとりの中で、しっかりとご自身の行いを反省され、また、真摯に向き合い、手続きにも誠実に対応していただいた結果、免責不許可事由はあるものの免責相当であるとの判断が出されました。

借金は解決できましたが、彼女のストレスの原因の一部は今も解消されていません。しかしもう同じことを繰り返さないという気持ちに嘘はないと信じています。