相続登記の必要性
2016.06.15
最近、HPやご紹介で「相続」のご依頼を受けることが増えています。
不動産の名義変更だけでなく、預貯金口座の解約・払い出し、生命保険金の請求などもあります。
家系図の作成の依頼もあったりします。
数日前、1つの相続案件が完了しました。
4世代前の相続。
当事者約30名
相続は、民法の法定相続分に従って分配されますが、既に亡くなっていたり、手続きをしないうちに亡くなったりすると、次なる相続が発生します。
「代襲相続」、「数次相続」といいます。
調査もかなり面倒です。
数十通の戸籍謄本。
遺産分割に応じない相続人。
親族関係が全くない相続人。
行方不明者の存在。
昭和初期に設定されたよくわからない抵当権。
様々な事情が重なり、手続きが超複雑でした。
大した相続分はないのに、費用を払って弁護士を立てた相続人もいました。
(それぞれの考え方があるので良い悪いは別として・・・)
終了まで3年かかりました。
しんどかった。
相続関係を把握して一緒に庶務にあたってくれたスタッフもしんどかったと思います。
依頼者も精神的にしんどかっただろうなぁ。
このテのブログ投稿をけっこうするけど、無事に完了して、売却も済んで、ホントにうれしかったんです。
ほかにも資料が届かず停滞してる案件もあるから、スムーズに解決していこう!!
関連サービスページ: 相続・遺言
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