僕たちは世界を変えることができない。
2011.08.18
読みました。
内容は、作者である葉田甲田さんが、ある日、振り込みをするために入った郵便局で、
「150万円を寄付してもらえれば、カンボジアに小学校が建つ」
というパンフレットを偶然見かけるところから始まります。
作者は、受験勉強をして大学に入ったものの平凡な日常に疑問を抱いていました。
因みに、作者は医学生です。(私のイメージでは毎日授業や課題でとっても忙しそう…だけど。。)
作者は、そのパンフレットをみつけ、これだ!
と感じ、仲間を募って、クラブでのイベントを企画して、150万円の捻出をはかろうとします。
それと同時にカンボジアにも出かけ、エイズや地雷除去などの過酷な現実に触る、という内容です。
プロローグでの一説
>これといった不満はないけれど
>なんとなく流れていく日々が退屈で仕方ない。
>どこか心にぽっかりと大きな穴が空いている。
>自分の人生、このままでいいのだろうか?
…かなり同感。私も、大学時代、同じことを考えていました。
突然降ってきた自由。有り余る時間。不自由のないお金。『学生』という安心ある身分。
…ただ、遊んでも、遊んでも、なんだか退屈でした。
きっと、私も作者と同じ思いを抱えていました。
でも、私はカンボジアに学校を作りませんでした。
作者は、世界を変えることができない。と言いました。
また、私も、世界を変えることができません。
でも、作者と私は大きく違います。
作者は世界を変えることはできなかったかもしれないけど、作者自身は大きく変わったんだと思います。
その変わった作者によって、変れた人がいっぱいると思います。
感想。とにかく面白かったです。一気に読めました。
そして、羨ましかった。
輝いてる作者と作者の仲間たちが。
もうすぐ、向井理さん主演で、映画になるようですね!
ぜひ、見に行きたいです。
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