法改正情報!飲み屋のツケは逃げにくくなります!!
2014.06.26
おはようございます。
関東では激しい大雨のようですが、まあ足止めされるような雨は降っていない福岡から、福島が送ります。
民法の法改正情報がありました。
それなりに大きな改正ですね。
法律系試験の受験生は正式に変わる前に合格したいところですね。
現行の民法では、飲食店でのツケの時効は1年です。
たとえば居酒屋を経営するAさんが客のBさんに溜めたツケ(飲食代金)の支払いを求めるケースだと、Bさんは当然代金を支払う義務があるのですが、お店を訪れた日から2年も3年もたってから突然返済を求められても支払う必要がない。
Aさんの権利(飲食代金請求権)は1年で消滅するとされるからです。
客:「ツケといてね~」
ママ:「はいよ~」
という声が飛び交う昔ながらのお店のママは、1年以内に法的な督促(内容証明・裁判など)をしなければ、そのツケは支払ってもらえなくなるわけです。
ただ口頭で請求すればいいというわけではなく、法的な督促が必要なのです。
この期間が5年に延長されるということは、お店のツケをとりっぱぐれることが少なくなるということですね。
まぁだらだらしてると支払う方ももらう方も忘れたり、言いにくくなったりするので、できるだけツケはためないように。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130418/trl13041808460000-n1.htm
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