新しい所有者のもとへ。
2013.05.31
ある不動産お取引終了後、
売主様から、
「相談があるから、この後聞いてくれないか」
と言われ始まったのが半年前。
その方が持っている土地の上に建物が建っていて、建物の所有者が亡くなってるらしく
空き家になっているから
売りたいけど売れない、
取り壊そうにも、誰に言えばいいのかわかない。
というのがその相談内容でした。
まずは、現地調査。
近所に方に状況をお伺いし、
その建物の謄本を調べ、相続人を確定し、
相続人全員連絡を取り、
相続人と一緒にその空き家に突入し、
さらには、ほかの相続人に会いに鳥取迄出かけ、
解体業者に解体をお願いして、
調査士さんに測量をお願いして、
何度も、所有者さんと打ち合わせを重ね…
今日やっと、その土地の売買が終了しました。
嬉しい、、けど少し寂しい。
って、所有者さんに伝えたら、
「これからもたまには顔見に遊びに行くよ!」
って言ってくれて、少し元気が出たり。
空き家に突入したときは、寒くて凍えたな、とか。
近所の人に話しかけるのは、はじめは勇気がいったな、とか。(今では顔見知りですが(^’^))
鳥取は、想像以上に遠かったな、でも鯖寿司おいしかったな、とか。
その所有者さん、
お礼に、おいしいお肉をたくさん食べておいで!
って、お店を予約してくれました(*^_^*)
仕事にやりがいと、生きがいを感じた長きお仕事でした。
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