東京と福岡の登記実務の違いに戸惑いました(>_
2011.06.27
こんにちは、進藤です。
今日は、なんだかかなり疲れました(-“-)
明日は、以前ブログにも書いた借換えの設定日なんですが…
東京と福岡では、登記実務の約束事に違いがあるようです。
東京では、、借換えをするときも、移転をするときも、
登記はまず抵当権抹消から行います。
お金の流れからすると、融資をして、お金が本人さんに振り込まれ、そのお金で現在の債務を支払う、ので、
1 抵当権設定
2 抵当抹消
…が正確である、と言えますが、
担保を付けた債権者は、前担保債権は抹消されることを前提に、融資をしています。
つまり、 設定→抹消、とすると、一瞬ですが、担保が2つ付いている状態になり、後から担保を付けた今回の債権者は全額 担保されない状態となります。
よって、何より、担保設定者の立場を優先する東京では、
1 抵当権抹消
↓
2 抵当権設定
これが、司法書士は絶対に間違えてはいけない申請順序だったのです。
私は、試験合格後、東京で登記をしていたので、頭の中は完全に東京ルール…。。。
…というより、東京と福岡でこんな違いがあるとは思ってもいませんでした。
ふう。
金融機関さんとの打ち合わせで、なんか噛み合わないぞ。と、不安に思っていた原因はこれでした。
さらに、福岡では、
後日抹消、と言って、設定後、後日抹消書類を受け取り、後日申請をする、という手続きが基本だそうで。
抹消書類は「後日」…
と言われ、抹消が先!!!!、と思い込んでいた私は、とても焦ってしまったのです(>_<)!
福岡在住の先輩司法書士に教えて頂き、助かりました。。。。。。
そのあと、
「金融機関さんから見たら、話しのわからない司法書士だなー。」
と思われていたのではないか、とかなり自己嫌悪。
その上、!!!
「わかっていると思っていることも、少しでも不安な事項は金融機関さんにきちんと確認しなくちゃいけないよ!!」
と言われた大先輩の忠告に従おうと、、
金融機関さんに初歩の初歩の変な質問をしてしまい、更に自己嫌悪<m(__)m>
… しばらく立ち直れませんでした。。
… 司法書士進藤亜由子はまだまだ未熟で…
… 毎日、教えられてなかりです…
…がへこんでいても仕方ないので、今後仕事でしっかり挽回できるように、頑張ります!!!!!!
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