司法書士の業務範囲について
2012.01.07
最近、再認識したこと。
司法書士の業務範囲は広い、といこと。
範囲が広い、というよりも、内容が多い、と表現した方がいいのかもしれません。
勤務時代は、業務を特化した事務所にいたので、その業務以外の内容は滅多にありませんでした。
具体的にいうと、東京の事務所に勤めていたときは、一年中登記ばっっかりやってたし、
赤坂の事務所に勤めていたときは、四六時中債務整理ばっっかりやってました。
それによって、それぞれの業務、とことん勉強させてもらえたのが、今の自分の糧になっている訳です。
…しかし独立すると、そうはいきません。
特に、事務所が郊外にあり、周囲に司法書士事務所が少ない、という理由もあってか、実に様々なご相談を受けます。
そのたびに痛感するのが、勉強不足。
その勉強という面でいうと、司法書士は、試験に合格するのも大変ですが、実は、合格してからの方がもっと大変かもしれません。(これを見て、司法書士受験辞めたくなった人、ごめんなさい。でも覚悟して下さいね笑)
試験勉強は、科目数は決まっており(といってもかなり多いですが…確か11科目)
業務の科目数は未知の世界です。
日々、業務もこなし、研修もでて、少しは力がついたかと思いきや、また新しいことを求められ、また凹んで、また勉強して……
気が付くと、一年は終わっていた。いや、始まっていた。
こんな日々です。
最近、嬉しいお言葉を頂きました。
依頼者 『先生、残業代請求やったことある?』
私 『ないです、、』
依頼者 『じゃあ、僕のやってよ、先生の経験にもなるでしょ!!』
…って!!!!!(>_<)!!!!
ビックリしました。
ふつうは、
自身の大切な権利の行使、その代理人、経験豊富でバリバリの先生にやってもらいたいって思いません????
私も債務整理に関しては、経験に自信!!!!!!!!!で売っているみたいなこともあり(ー_ー)!!
…
それなのに、それなのに、、、、、
私は、この日々の様々な業務と、そして、ご依頼いただく多くのお客様に、≪育てて≫もらっているんだな、と
そう実感しました。
もちろん、上記の事件は、自分の最善を尽くす、ことを誓い、即刻業務本を買い漁り、先輩のご意見拝借し、目下奮闘中でございます。
こんな感じて、今年も一年頑張りますヽ(^o^)丿(←今日までこの締めでいかせて下さい。)
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